西郷隆盛の肖像(顔)の真相をめぐる諸説
西郷隆盛は写真撮影を好まなかったとされ、本人と確認できる生前の写真は現存が確認されていない。現在広く流布する肖像は、面識のない画家が親族の顔をもとに描いたもので、実際の容貌との一致度については議論が続いている。
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明治期に来日したイタリア人画家エドアルド・キヨッソーネが、実弟の西郷従道と従弟の大山巌の顔を参考に、親族の考証を経て制作したコンテ画が、現在最も広く知られる西郷の肖像とされる。
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キヨッソーネは西郷本人と面識がなく、間接的な証言と親族の顔立ちを基に制作したため、実際の容貌とは相応の隔たりがある可能性を指摘する見方もあり、どの肖像が最も近いかは論争が続いている。
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明治31年の上野公園銅像除幕式で、未亡人のいとが銅像を見て、うちの人はこのような人ではなかったと述べたと伝わる。近年は服装や姿勢への言及であり、顔立ちの相違を指摘したものではないとする解釈も出ている。
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2018年、西郷本人により近いとされる新たな肖像画の存在が報じられ話題となったが、真贋や制作経緯の検証は十分でなく、確証を得た説とはみなされていない。
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