紫式部

紫式部の肖像
文人 小説
時代中世
分野小説
生没年978年〜1016年頃

生涯 38年長寿ランキング 歴代 51位/全65名

師弟・影響 1件影響力ランキング 記録25名中 7位

平安時代中期の女性作家。世界最古級の長編小説『源氏物語』の作者。

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この人物をめぐる諸説

『源氏物語』宇治十帖の作者

『源氏物語』全54帖のうち、光源氏没後を描く最後の10帖「宇治十帖」については、他の巻と文体や語彙の傾向が異なるとの指摘があり、平安時代から紫式部以外の手による部分ではないかという議論が続いてきた。作者を紫式部単独とする伝統的な理解が今日も広く共有される一方、娘の大弐三位による執筆説や、より踏み込んだ複数作者説も唱えられている。

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人物解説

平安時代中期の女性作家で、生没年は不詳ながら970年代の生まれ、1010年代の没とする説が有力とされる。本名は伝わっておらず、「紫式部」は宮中で用いられた女房名である。父は学者・歌人として知られる藤原為時で、幼少期から漢籍に親しみ、当時の女性には珍しい学識を身につけた。藤原宣孝と結婚して一女をもうけたが、まもなく死別している。1006年頃、権力者藤原道長の後押しもあり、一条天皇の中宮藤原彰子のもとに女房として出仕し、その前後の時期に全五十四帖に及ぶ長編物語『源氏物語』を著した。貴族社会の恋愛や人間の心理を精緻に描いたこの作品は、後世多くの物語や絵画にも影響を与え、かな文学の頂点として高く評価され、世界最古級の長編小説の一つとも評される。宮中生活を記した『紫式部日記』には、同時代に活躍した清少納言への評なども見え、当時の宮廷文化をうかがう貴重な資料ともなっている。

師弟・影響

生涯・著作年表

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出典・このページについて

最終更新: 2026年8月27日

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